[font color="#fff" bgcolor="#FFBF00" class="bd-gray" size=25 bold=1]「英語」小学5年生で正式科目に、2018年から[/font]

現状のレベルと理想の間の大きな隔たり

文科省の有識者会議で、[font size=18 color="#ff0000" bold=1]小学5年で「英語」が正式科目になる方向で話がまとめられた[/font]ことがニュースになりました。2018年から部分的に実施するとのことです。

その内容で、小中高それぞれで具体的な目標が書かれているので紹介します。

小学校

「自分の家族や1日の生活について英語で質問し、答えられるようにする」

中学校

「短い新聞記事やニュースを見て概要を英語で伝えられる」

高校

「時事問題について英語で議論したり発表したりできる」

だそうです。ぱっとこれを見て私が感じることは、

[font size=25 color="#ff00ff" bold=1]「今の日本の英語教育と生徒の現状からだと相当レベルが高い印象」[/font]

です。

あくまで個人的な印象ですが、これができる英語のレベルを、TOEICと英検の中で位置づけると、以下のようなレベルだと考えられます。

  英検 TOEIC
小学生 英検2級 500
中学生 英検2級以上 650
高校生 英検準1級 800

[font size=18 color="#ff0000" bold=1]実際にこれを達成できる生徒は、現状だと「上位1~3%の英語ができる生徒だけ」[/font]ではないでしょうか。

また学校現場で、英検準1級レベルを目指す生徒を適切に指導できる教員がどれぐらいいるかも甚だ疑問です。なぜなら教員の目標も「英検準1級以上」だからです。

実現可能なカリキュラムと早めの対策

ただ目指すべき目標としては概ね同意です。

実際、当塾では子供たちが、似たレベルの目標を達成するためのカリキュラムを用意しています。小学生は、中学3年までに英検2級、高校生では準1級まで届くよう指導しています。「小学生でTOEIC600点」ですから。

うちの生徒さんは優秀なので、達成できそうな気がしますけど。

ただ[font size=18 color="#ff0000" bold=1]英語を伸ばすには時間がかかります。一瞬でできるようにはならないということ。早く気づき、対策した人だけが達成できます[/font]。

2020年からは大学入試にもスピーキングが加わるとされていますし、大学進学をするなら英語を話せることも必須になるので、早く対策を始めるのがカギになるのは間違いないでしょう。