なぜ学習時間2000時間?
スクールのコンセプトは
「生徒様の英会話力の向上に焦点を当てたレッスン・サポートの提供」
です。非常にシンプルです。
例えば講師の質が高く、講師自体が英語をうまく喋れたとしても、生徒様の英語力を上げることができなければ、それはスクールとして疑問を抱かざるをえません。
そのため当スクールでは英語力向上のために、生徒様にとって必要な英語学習時間を確保していただきつつ、より効果的な学習を提供することで、その時間自体を短縮していただくことを目指しております。
当スクールでは、各生徒様に2000時間の学習時間を設定していただきたいと思います。これはスクールのオンライン英会話の授業時間を含んだものになります。ただし時間はあくまで目安であり、“時間の消化”が目的となっては本末転倒です。そのため時間の換算については、次のように換算しますので、こちらをクリックください。
英語学習の大切なこととして、なぜ当スクールが英語学習時間の確保を説くのか。まずはこの背景をご説明させていただきます。
効果的な学習法に偏重!?
現在、多くの英語学習者の意識が短時間で身に付くなどといった効果的な学習法に集中しており、インターネットで調べてもそうした情報が溢れています。その一方、英語も含む他言語習得において、多くの学習時間を確保する必要があることも周知の事実です。
しかし実際は、多くの学習者が漠然と学習を続け、3か月過ぎても半年過ぎても手応えを得られず、途中で学習を挫折しているのです。そのため明確な学習時間を数字で示し、それだけの時間を確保することを意識、心構えをもって学習を続けていただこうと考えました。
そこで当スクールでは、明確な数字として2000時間という数字を設定しました。
その理由が以下になります。
日本人が英語を喋られるようになる4500時間を目安に
日本人である私たちが英語を習得する目安となる時間として、たくさんの情報がありますが、多くの英語学習者を見る中で、スクールでは約4500時間というものを1つの目安として選びました。
この数字を基に、だいたいの学習時間の目安と、その時のTOEICの点数を挙げてみると以下のようになります。当スクールはTOEICの点数を上げることを目標にはしておりませんが、参考までに掲載します。
学習の場所 |
時間数 |
合計時間 |
TOEICのスコア |
中学・高校の授業 |
800 |
800 |
250-350 |
中高の自学習 |
200 |
1000 |
|
大学受験の学習 |
1000 |
2000 |
350-450 |
それ以降 |
1000 |
3000 |
600-700 |
1000 |
4000 |
800-900 |
|
500 |
4500 |
850- |
多くの英語学習者が、自分の学習時間を計算すると、個人差はもちろんあるとしても、だいたいこのような推移で、英語学習時間と英語の伸びは相関関係を示すものと思われます。つまり英語は、学習時間さえ確保いただけば、どなたでも間違いなく喋られるようになるともいえるのです。
2000時間を達成すると
そして2000時間達成していただくことで、以下のような未来が可能となります。
中学生・高校生では
2000時間を目標にすることで、高校を卒業する時点で、TOEICで700点近くとることが可能となります。Sketch the worldは英会話スクールですので、もちろん最低限の英会話ができる状態になります。もし生徒様の中で海外の大学に入学希望される方がいる場合でも、このレベルの英語力があれば、そのまま入学できる大学も存在します。これまで必要であった現地の語学学校に数か月、もしくは1年通った後、現地の大学に行くという時間と費用を省くことができます。もちろん最低限ギリギリではありますが、まさに英語「の」学習は卒業し、英語「で」学習が開始できるレベルです。
大学を卒業している社会人では
2000時間をクリアするということは、TOEICでいうところのAクラス(860点)付近まで力をつけることになり、こちらも最低限ではありますが、仕事で英語を使っていけるレベルになります。ネイティブの国で、英語を使ってバリバリ仕事をするというのには、まだ厳しいかと思いますが、それ以外の国で、英語を使って仕事をするには、最低限こなせるレベルにはなります。
ある程度学習を継続され、一定以上のレベルになりますと、生徒様ご自身で各個人に合った学習法を見つけていただけるかと思いますので、スクールはそこまでの案内役のような存在だと考えております。
当スクールでは、最低限の目標として、
外国の方とコミュニケーションでき、「英語を使い」学ぶ・仕事を始められるレベル
に設定させていただき、それを可能にするのが2000時間の学習時間になります。