【対象】高校生はもとより、大学進学を考える中学生や保護者さまの参考になればと思い、市内各高校の国公立大・難関大学の実績を比較しました。
結論
城東は、国公立大合格の実績、難関大の実績ともに上位。
文理、城ノ内は、国公立大・徳大への進学は下がりつつも、上位層は難関大実績を出せる状況。
城南は国公立大実績を大幅にあげ、北高、市高、城北も上昇傾向。ただし、多くの進学者の内訳が徳大なのが特徴。
【国公立大合格】2023年実績と過去5年の推移
1、城東 69.5%
2、城南 64.4%
3、城ノ内 55.3%
4、徳島北 45.9%
5、徳島市立高校 34.3%
6、徳島文理高校 31.9%
7、城北高校 24.8%
グラフの縦軸は2023年の国公立大合格率の上位順。
城ノ内や文理など中高一貫校の国公立大進学が低下しているのが特徴。反対に、城南は大幅アップ。
【難関国立大学合格実績】
こちらは2023年の難関国立大合格率の実績順。
1、徳島文理 10.1%
2、城東 10.0%
3、城ノ内 7.4%
4、城南 3.3%
5、徳島北 3.0%
6、徳島市立高校 1.0%
7、城北高校 0%
難関国公立大を目指す場合は、文理、城東、城ノ内で、上位10%に入るのが条件。市高は理数科を抱えてこの実績なので、市高・城北はほぼ無理といえそう。
各高校の徳島大学進学の割合
1、城南 25.9%
2、城東 19.3%
3、徳島市立高校 17.5%
4、徳島北 16.7%
5、城北 11.8%
6、城ノ内 10.1%
7、徳島文理 9.2%
城南が大幅増。
総評
国公立大合格率では、城東、城ノ内、城南、徳島北の順で実績が固まりつつある。
特に城南が推薦などで、徳大中心に、大幅に実績を上げました。逆に、中高一貫校の2校は、徳大進学者が大幅に減り、難関大の割合が高い傾向。
そして市高、城北からの国公立大進学はかなり厳しく、かつその内訳も徳大が大半を占めています。難関大を目指しての理数科への進学は疑問だといえそうです。
各学校ごとの色があるので、進路を決める際の参考になれば、幸いです。