2022年の英語の共通テストを解いてみた
以下が各問を解くのにかかった時間・感想と総評です。
第1問 4分
A、Bともにとても簡単。
第2問 12分
Aは、6が最後まで読まないと解けないので、はまった生徒も多いのではないかと思う問題。私も時間を浪費。
Bは、10が、設問の「by a previous student」をきちんと見ているかがポイント。
通常10分未満なので、やはりAの6で時間を使ってしまっている感じ。
第3問 10分
A、Bともに簡単。
ただしAで、16は設問の選択肢で間違う生徒は一定数いそう。17は読んでさえいれば、簡単。
Bは、最初にきちんと山の名前、地名、登る順番を頭に入れて読むと、とても簡単。
第4問 9分
いやらしい問題。私は、基本全文読むので、あまり影響はありませんが、部分読みをする生徒はここではまり、時間を浪費した可能性はあるのではないかと思います。
設問では、26が消去法でスムーズに答えを選択できるか、
あと28、29が、最後の段落との照らし合わせで、計算をしないといけないのがミソ。28は10%オフできたか、29は$10ドル足せたか、が勝負の分かれ目。
第5問 10分
並び替え(33-36)以外は、ひねったところはなし。
並び替えで、修正を必要とするのがポイント。
はじめに特許をもらったのが1930年との記述。
その後、劣化版の特許をZworykinさんが1923年に取得しているとの記述。チェック済みの高校時代の先生の手書きのメモ(もしくは考えを共有していること)が1922年にされているのと比べ、順番を変更する必要あり。
たぶん多くの生徒が間違っていると思われる問題。
第6問 22分
A、Bともに生徒たちには難しいと思われる問題。
Aは、40がなかなか見つからない点と、42、43(特に43)がなかなか選べないだろう点。
43は間違っている生徒が多そう。
Bは、47、48を解く際に、読んでいる段階から、各タイプに関する記述がどこに書いているか、チェックをつけておく必要があった点。特に答えの1つである3を選ぶには、すべてを確認する必要があるため、正解しても時間を多くとられていそう。
総評 67分 満点
全体の平均としては、去年と同じくらいかなと思います。
ただ内訳は少し去年と異なり、去年より解きやすい問題が多い反面、上記で述べた「ひっかかるポイント」で落とす生徒が多く、上位層と下位層の割合が減り、全体的に平均付近に集まりそうだと感じた点です。