宿題って、「あなたの課題」ですか
塾にも、学校の宿題をして満足している生徒たちがいます。でもそういう子たちは、基本成績があがりません。理由はわかりますか?
「学校が出す宿題」と「あなたの課題」は一致していないからです。
今の学生たちは忙しく、無駄な時間を過ごす時間はないはずです。そんなあなたが優先すべきは当然「あなたの課題」です。
宿題を効果的に課題にするには
「学校の宿題」を、自分の課題に落とし込むには、日ごろから、自分は何が理解できていて、何が理解できていないか。そして何をこの宿題から学び、問題を解く過程で、どこがわかってなかったか、をきちんと整理しておく必要があります。そうしたプロセスで、はじめて宿題に意味が生まれます。
いつも言っていますが、ノートをきちんとつくることです。カラフルなきれいなノートの必要はなく、「覚えるべきこと・自分の課題が短時間で確認できるノート」です。
そしてそれができる人にだけ、「宿題に取り組むこと」を「あなたの課題に取り組むこと」と同じだけの効果が期待できるものにできます。
宿題は勉強では決してない
宿題は、決して勉強ではない。そのことは知っておくべきです。「無駄な努力」をしている人は、自分の行っていることの意味を考えない人です。
それは、学校の勉強だけではなく、部活でも同じ。作業のように行っていることからは、学びは半減します。自分の頭は体の上に乗せておくものではなく、使うもの。
そのことは、今後の人生を生きる上でも知っておくべきことですよ。